建設中のLNGタンク内部 1976年１月にコークス炉ガスを供給開始して以来、数回の供給ガス成分の転換があったが、その製造に関しては一貫して現在のエスジーケミカル株式会社が担当してきた。 しかしながら、社会的な要請である低炭素化社会の実現のため、原料を液化石油ガスからLNGに転換するには、大牟田にLNGサテライト基地を建設することが最も有効な方法であった。 そこで、大牟田市新港町に九州電力跡地を取得し、2009年11月にLNGサテライト基地である大牟田工場建設工事に着工した。工場と既存導管を結ぶ延伸導管は、敷設に時間がかかることから、10ヵ月さかのぼる2009年1月に着工している。大牟田工場建設時のパース図延伸導管埋設工事18LNGを原料とする都市ガス製造の開始と導管の延伸06
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