⑧⑨1973年は第一次石油ショックの年。建設資材の高騰、入手難にとどまらず、民生用のトイレ紙、洗剤が店頭から消え、仕方なくルート沿いの店で行列に並んで買い求めるほかなかった。このショックはその後の石油価格変動のたびに、芳しくない思い出となった。かくして1975年12月末、導管全線が完工。万歳を叫んだのはもちろんであるが、最後の時まで地元の反対、工事の不備のため工事中断などの事態が起こらないようただ祈るばかりであった。最後になりましたが、当社は都市ガス事業への原料ガス供給を使命とする以上、今日まで20年にわたる無事故の業績を、更に先々まで、今後不測の事態にも即刻対応できる万全の体制の整備に努めることが責務と考えます。 （当社20年誌より抜粋）埋設管ガス漏洩検査導管完成の竣工式11
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